✍温聲筆記✍

温又柔が、こんな本を読んでいる、こんな文章に感銘を受けた、と記すためのブログ

かつて、女性は「参政権」がなかった。国際女性デーに思うこと。

メモ。「一般に、参政権という政治的権利の拡大は民主主義の拡張を示すものとして理解されている。納税額にもとづく制限選挙から「普通」選挙へ、そして女性参政権行使へ。それは、民主主義の担い手が広がり、より公正な形に近づいてきた証というわけだ」(髙谷幸)

今日は3月8日。国や民族、言語などを超えて、女性たちが達成してきた功績を祝福し、また、ジェンダーによる不均衡とその平等への実現を考える「国際女性デー」だ。

女性が女性であるがゆえに被ってきた理不尽と闘って、後世の、ということは、現代の、女性のための道を切り拓いた女性たち。その"功績"を特別に祝福するための今日のような日にこそ、しかと再読したい髙谷幸さんによる以下の文章(リンクは文末にあります)。

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「しかし日本の参政権の歴史は、そうした一方向的な動きではなかった」。

今日の源:

https://note.com/parite5050/n/na33a911ee8fe