メモ。「当時、ぼくたち子どもは政府を信用していませんでした。政府の言うことすべてに対し、信用を失っていたんです。子どもというのは、ごく小さい子どもであっても、自分には説明できないような何かを感づくものだと思います。少なくともぼくには説明できないものでした。蒋介石のことは全然すごいと思えなかった。ちっとも偉大じゃない。偉大だと言いなさいと言われれば『偉大です』と言ったものですが、心のなかでは『くそったれ』と思ってました。1分だって彼のためには使いたくなかった」(エドワード・ヤン)
何度でも観たくなる映画。
今日の源:ジョン・アンダーソン著、篠儀直子訳『エドワード・ヤン』(青土社、2007)